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明石の免許試験場へ行こう! 4

明石の免許試験場へ行こう! 4

明石16


平成23年9月8日(木)

今日は仮免許技能試験を受ける日で、集合時間は14時30分頃だったが余裕を見て午前中には家を出た。
前回と同じように明石駅前から免許試験場前までバスに乗る。
試験場に到着すると、折しも本免仮免学科試験の合格発表直前で、モニター前のフロアは人であふれていた。
そしてピンポンピンポンピンポ〜ンのチャイムの後、いよいよ発表!
合格者達の喜びの歓声に不合格だった人々の落胆の声とが混ざり合う中、早足で地階にある技能試験フロアへと向かった。
ちょうど外免切り替えの試験が行われようとしているらしく、外国人達がたむろしている。
ちっちゃい子供を連れて来ている外国人もいて、その子供が奇声を発してうるさい。
窓口の職員も迷惑そうだ。
外の試験コースには人が歩いている様なので、恐る恐る入ってみる。
丁度コース発表があり、見学タイムらしい。
ほんで私もずうずうしく見学させてもらう。
怒られないかなぁ!?汗

明石試験場の仮免技能試験コースは何と10コースもあり、全部覚えるのはとても無理!
とりあえず適当に選んで、そのコースにそって歩いてみる事にする。
明石e

手には先週購入した¥300のコース図と青い色鉛筆。
まずはスタート地点から歩き始めるんですが、明石試験場の広いこと広いこと!
コースの中には大きな池もあり、池の周辺はちょっとした森の様な趣きだ。
ひぇぇぇぇ〜!
今日も残暑が厳しく、ペットボトルの水を飲みながら早足で歩く。
外周をぐる〜っとまわるだけでも15分〜20分は掛かるのではないかと思われるが、もしかして外免試験が始まるのではないか!?
との不安から、所々駆け足でまわる。
丁度お医者さんから
「木下さんは立ち仕事で、立っている事は多いけど、以外と歩いてないから、もっと歩かないとあかんよぉ〜!」
と言われていたので、これは丁度良いウォーキングだ!
なんて思いながら暑い中コースを歩く。
外周を進み、池に近付いて来た辺りから何だか見覚えのある景色が広がっていた。
見えているのは県営赤羽住宅の建物群で、以前ここに私の古くからの鉄道写真の友人(現在鉄道写真は引退)ご一家が住んでいた所に間違い無い。
明石18

その昔、何度か遊びに寄せて頂いた事があり、こんなに試験場のコースから近い所だったのかと改めて思った。
そんな事を懐かしく思い出しながら、黙々と歩く。
外周コースの池に沿った付近は、緩やかなカーブを描いた、さながら信号の無い郊外を行く道路の雰囲気だ。
確かこの付近が指示速度50キロ走行をしなければいけない区間のはずだ。
またこの付近から庁舎は木々で囲まれた池のせいで見えないので、他に歩いている人なども見えないのでとても不安。
大急ぎで外周を見て回り、今度は坂道の丘、踏切、信号のある交差点、狭路(S字、クランク)をくまなく見て回る。
明石3

暑さのせいでしんどくなり見学は止めにして、お腹も空いて来たので庁舎内にある食道へ行く事にする。
ラーメンを食べてみたが、もうひとつ物足りないので、おそばも食べて、試験前の腹ごしらえもバッチシ!
再び技能試験フロアに行くと、折しも本免路上試験の説明の最中だったので、少し離れた席に座り、耳をすませてその様子をうかがった。
そうこうしていると、さっきの外免切り替えの受験者達が試験を終え、フロアへと戻って来る。
そのほとんどが肩をガックリ落としながら次回再試験の予約を済ませている。
「あのねぇ〜、今回もダメだったのよぉ〜!」
と残念そうに電話している外国人女性もいる。
そんな様子を見たり、試験案内ビデオなどを見ているうちに、受付時間も近付き、いつの間にか他の受験生が大勢集まっていた。
そして指定時刻の5分前から受付が始まり、受験票を受け取り、その後間もなくコース発表となる。
コースはみんな同じではなく、何組かのグループに分けられ、それぞれ違うコースとなる。
私は今回は第5コースであった。
早速場内へ見学に向かう。
とりあえず外周も含めて全て歩いてみた。
そして購入したコース図に青い色鉛筆でコース上の交差点ごとに立つ番号を記入していく。
一通り第5コースを見て回った後、一度庁舎建物へ戻ると、遅れてやって来た男性が受付窓口にやって来るではないか!
確か指定時刻の5分前までに必ず来る様に言われたけど、この人は大丈夫かなぁ!?と見ていると、
受付窓口の小綺麗な感じの女性職員から、
「5分前に必ず来る様に言われたでしょ!!」
「ちゃんと指定された時間に来てもらわないと試験は受けられないのよ!」
「今日は受けさせてあげるけど、ちゃんと遅れないで来ないとダメよ!」
とピシャリと言われているのが聞こえた。
15時20分から試験の説明が始まるので、それまでにコースを覚え、試験に備えてトイレも済ませておく。
そういえば緊張のせいか今日も何度もトイレに行った。
コース説明が始まる前に、試験車に乗車する順番に並んで席に着く。
そしてホワイトボードなどを使ってかなり丁寧で詳しい説明の後、いよいよ仮免許技能試験開始である。
採点方式は、100点満点で失敗するごとに減点され、70点を下回ると不合格で、大きな失敗をしたり、危険行為などをすると、そこで試験が中止となる場合もある。
そして試験官は試験中一切質問には答えてくれないが、コース案内はきっちりしてくれる。
私のグループは3人一組で、今回はラストの3人目であった。
今回の試験車には2番手の受験者の他に何故かもう1人の試験官がも同乗した。
採点してくれる今回の試験官は少し若めで真面目そうな女性試験官であった。
1人目の試験が終わり、私は2人目の試験車に同乗する。
試験車両は日産プリメーラだ。
明石24

こういう試験車や教習所の車と言えば、クラウンやセドリックのタクシータイプがお馴染みなのに、意外だ。
他の普通乗用試験車両も真新しい小型車ばかりで運転し易そうだ。
そして2番手の人の試験がスタート。
覚えたコースを確認しながら進路変更や交差点を曲がる度に私も首を振って安全確認を行った。
ところがコースも終盤に差し掛かったところで、覚えたはずのコースとは違うルートでスタート地点へと戻ったではないか!
私は覚えたコースが間違ってしまったのかと勘違いしたかと思った。
しかし後で気付いたけど、実は点数が無くなったので試験は中止されてスタート地点へショートカットしたのだった。
これに早く気が付くべきだった。
2番手さんは残念ながら不合格であった。
そしていよいよ私の番がやって来た。
ウゥ〜〜〜ウ!緊張するぅ〜!
鉄道マンがよくやっている様に、車の前後を指差し確認して後方を安全確認をしてそっとドアを開けて車に乗り込んだ。
ドアを閉める時も後方確認をしてゆっくりと閉める。
ドアロック、シートの位置の調整、シートベルト、ルームミラーの調整などを行って準備完了!
恐る恐るエンジンをかけ、女性試験官の「それではスタートして下さい!」との指示で右合図を出して後方安全確認を行ってスタート!
発進時、慣れないマニュアル車のため結構吹かして何とか走り出してコースへ出た。
最初の100メートルほどは緊張を和らげたり、初めて乗る試験車に慣れるための「慣らし走行」だ。
しかし100メートルなんてほんの一瞬で終わり女性試験官の「はい!慣らし走行終了!」の号令がかかる。
こんな一瞬でどう慣れろと言うのか!?
しかしそんな事を考えている暇は無い。
すぐに障害物があり安全確認〜合図を素早く出して避ける。
そして免許更新センターの建物を過ぎ、以前友人が住んでいた県営住宅が見えてくると、
女性試験官は「はい!指示速度!!」と号令をかける。
指示速度とは周回コースの一部区間を50キロを出してしばらく走らなければならず、これは容易い事だ。
ミッションを素早く切り替えトップギアで池の周りのコースをピッタリ50キロを出して軽快に飛ばす!
程なく前方に制限40キロの標識が見えて来たあたりでアクセルを離して40キロに落とした。
試験コースは全部ちゃんと余裕をもってとてもわかり易く指示してくれるので、それに従ってコースを進む。
第一の課題、踏切の通過。
手前できっちり一旦停止しないとあきません。
そして窓を開けて警報機や列車などの音を確認後、緩やかな坂になった踏切を渡ったが、その際ギアチェンジのタイミングが合わず、
あろう事かほんのちょっとバックした。
隣の試験官は用紙に何かササ〜ッと書き込んでいる。
続いてまた障害物を避けて直ぐ坂道発進があり、坂の途中の停止位置で止まり、サイドブレーキを使って難なく発進。
ホッとして坂を下るが慣れないマニュアル車のため、変なタイミングでクラッチを切ってしまったりして焦る。
次は狭路走行でS字と屈折路の走行だ。
西宮の教習所では難なくこなせたけれど、試験場のコースはやたらと狭く感じる。
難しかったけれど、どちらのノンストップで通過出来た。
その後信号のある交差点の左折や一旦停止場所を経て私の前の人が返された地点へと差し掛かる。
この時点で私はまだ前に人が試験を打ち切られた事に気が付いていなかったので慌てる。
少しスピードを落としながら不安げに走るが試験官からは何も指示が無いのでそのまま進んでゴール地点へ到着した。
エンジンを切って駐車処置を終えると女性試験官は私に車を降りる様に指示。
んん!?
降りろとな!?
通常不合格の場合、すぐ車から降ろさないで、特にダメだった箇所や問題点を教えてくれる試験官殿からのワンポイントアドバイスがある。
でも降りろと言うことは、これはもしかしてもしかすると…
安全確認をして車を降り、試験官の側へ行くと、後部座席に座っているもうひとりの試験官が何やら女性試験官殿に言っている。
女性試験官は私に「ちょっと待っててね!」と言って一旦車のドアや窓を閉め、後尾座席の試験官から何か指摘されている様子だ。
おいおい!後ろの試験官!一体何をゆうてんねん!やめてくれぇ〜!!と思いながらその様子を見た私は今回は不合格だと確信した。
再びドアが開き、女性試験官殿は申し訳なさそうな顔つきで
「あのねぇ木下さん、今回はねぇ、ちょっと点数が無くなっちゃってねぇ、
不合格なんですよぉ〜
「運転の方はねぇ、ちゃんときっちり安全確認は出来てたんですけどねぇ、踏切の所で少しバックしたでしょう!?」
「それとねぇ、優先道路へ出る時にちょっとスピードが早かったみたいなんですぅ〜」
「優先道路へ進入する時はねぇ、やっぱりもっとしっかり徐行しないといけないんですよぉ〜」
「また次回頑張ってください」
トホホ〜〜〜!でも私には心当たりがあった。
前の人がコースを外れ、スタート地点に戻された前方が優先道路だった場所で、疑問に思いながら走行した結果、注意散漫になってしまったのだ。
あれまぁ〜、何と惜しかった事!
もしかしたら栄えある1発合格だったかも知れないものを!

悔しぃぃぃぃ〜〜〜〜〜!!!!!

受験票を手渡され、次回の仮免技能試験の予約をしに窓口に向かう。
窓口にはさっき遅刻してやって来た人に小言を言っていた小綺麗な感じの女性職員がおられ、空いている日を教えてくれる。
幸い翌週の木曜日(9月15日)は空いており、その日を希望すると、その小綺麗な女性はニコリともせず、淡々とした感じで次回の指定票を私に差し出した。
小綺麗なおばさんだなぁ〜なんて思いながら、ひと気が無くなってガラ〜ンとした試験場を後にした。
しかしこの小綺麗な女性職員は後に試験官である事が分った。
何故かあまりガッカリした気分ではなかった。

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